『劇とは、時代を映す鏡である』

佐藤健志は、劇作家という特異なキャリアを持つ鬼才の評論家である。その卓越した分析力を発揮し、鋭い洞察を世に与えてきた。氏の評論の秘密は「作劇術」にある。"世界は舞台、人は役者"という大劇作家ウィリアム・シェイクスピアの思想を踏襲、精力的な活動を続けてきた。22歳で執筆した戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』は、〈言語と人間〉をモチーフに、中国が日本を圧倒しつつある現状を予見したかのような内容になっている。同作品は1989年、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を最年少(当時)で受賞。

作劇によって培われた類稀なる分析力は、氏の評論にそのまま活かされ、他の評論家の追随を許さない。一般的な評論家が「政治」「経済」「歴史」など特定の1つの分野から物事を分析するのに対し、佐藤氏は「社会は、いくつもの要素が網の目のように絡まり合って成り立つ」という前提のもと、常に多角的な視点をもって世の本質をあぶり出してた。その本質をえぐり出す評論は、各界から評価され、現代日本の知を代表すると評された大蔵省(現・財務省)財政金融研究所の「21世紀の経済・社会システムを考える研究会」の委員も務めた経験がある。

作家/評論家

佐藤健志

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✔ニッポン崩壊の研究

『閉ざされる再興への道〜神話の変異と「新たな敗戦」』

映像形式:10時間超の超大作

合計:10時間超

2章以降は、2021年11月末より順次公開予定

1ヶ月間完全返金保証付帯

期間限定価格は11/20(土)まで

通常価格99,800円(税込109,780円)

特別価格54,800円(税込60,280円)

そして今なら特典として、「GHQが消した日本の英雄 - 乃木稀典」をお楽しみ頂けます。通常は非売品ですので、ご購入して頂くことはできません。しかし、今だけ特別に、歴史講座「幕末・明治維新・日清日露戦争」をご購入頂いた方に差し上げます。合計1時間43分の動画となっており、その気になる内容は...

 

今だけの特典付き

講義1 「近代日本の夜明けと乃木希典」

講義2 「西郷隆盛 vs. 乃木稀典」

講義3 「放蕩・ドイツ留学・日清戦争」

講義4 「日露戦争」

講義5 「武士道・水師営・学習院」

講義6 「自刃の真相」

講義7 「乃木将軍の世界的名声」

講義8 「乃木夫妻の殉死」

※本ページの公開は11月20日(土)まで

【佐藤健志氏による特別無料講義】

再興の機は熟した!

日本復活の所信表明

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※全ての講座が届いてから、1ヶ月以内であれば、

いつでもキャンセル可能です

日本の現状は、多くの人が思うより明るい!

これが今回の講座の出発点です。
過去30年にわたって低迷と衰退から抜け出せず、「危機」や「国難」が連呼された日本ですが、

復活の大いなるチャンスがめぐってきました。

最も目につく例は、新自由主義的な改革路線や、貧困化をもたらす緊縮路線からの脱却をめざす動きです。
9月の自民党総裁選で、財政規律、つまり緊縮の継続を説いた候補は
ゼロ
プライマリーバランス黒字化目標の凍結や、新自由主義からの転換が論じられました。
つづく総選挙では、積極財政の必要性や、消費税の引き下げ・廃止までが、与野党の双方から提唱されています。 

消費税が10%に引き上げられたのが、わずか2年前、2019年10月だったのを思い出してください。
そのころには考えられなかったことが起きているのです。 

アメリカやヨーロッパでも、2020年以来のコロナ禍をきっかけに、「ナショナリズムと積極財政による経世済民」の路線が確立されつつある。

バイデン大統領は、「国民への直接投資をすることで経済を強化する」と述べ、大規模な財政出動を打ち出しました。
欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーであり、オランダ中央銀行の総裁でもあるクラース・クノット氏も、予見しうる将来にわたって、経済の安定には積極財政が不可欠だと主張しています。
財政出動は、
緊急時に限った非常措置ではなくなったのです。

とはいえ、これらは復活のチャンスとしてまだ序の口
近代日本の歴史を振り返ったとき、真打ちが見えてきます。

戦前も戦後も、わが国には飛躍的な発展の時期がありました。
まずは1890年〜1920年(明治後半〜大正半ば)。
植民地化の危機をはねのけ、日清・日露の戦争に勝利を収め、明治維新(1868年)から50年で、列強の一員となりました。
世界が目を見張ったのは言うまでもありません。

戦後なら1955年〜1990年代前半(昭和後期〜平成初期)。
敗戦の痛手から立ち直り、高度経済成長を達成、発展と繁栄をきわめたあげく、アメリカを圧倒しかねないほどの経済超大国になりました。
世界はふたたび、目を見張ります。

しかるに二つの飛躍的発展期を、モデル分析の手法で比較した佐藤氏は、あることに気づきました。
どちらの場合も、日本の置かれた国際環境がきわめて似通っているのです。
そして「飛躍的発展期」の国際環境は、2020年代、三度(みたび)甦りつつある。


再興に向かう絶好のチャンスが訪れた!

ただし、障害がなくなったわけではありません。
日本を衰退させた改革・緊縮路線も、それなりの
歴史的背景を持っています。
だからこそ、容易には変えられないほどに
経路化したのです。

さらに佐藤氏が以前から論じてきたように、時代や社会の根底には「世の中はこうあるべきだ」という根本的な物語、つまり神話的基盤がある
財政規律へのこだわりが、戦後日本の基本的な神話である平和主義と密接に関わっていることは、みなさんもご存じでしょう。
しかもこの神話、構造改革が推進されるころに
変異を起こしているのです。

「ナショナリズムと積極財政による経世済民」という正しい道を歩むための条件、それは衰退を引き起こした歴史的背景と神話的基盤、および神話自体の変異について、きっちり総括し、克服することにほかなりません。
事実、わが国は敗戦・占領を通じて、戦前の失敗を総括しました。
総括のやり方(とくに占領改革)について、よしあしを論じる余地はありますが、総括したのは間違いない。
だから
飛躍的発展のチャンスを活かすことができたのです。

けれども戦後の失敗、すなわち平成以後の衰退をめぐる総括は、未だなされていません。
こうなると、正しい目標を掲げて再興をめざしても、
チャンスを取り逃がし、転換に失敗するリスクが生じてしまいます。

「新自由主義からの転換」「新しい資本主義」を謳って自民党トップとなった岸田氏も、総裁選で掲げた主張を総選挙での党公約に盛り込まないなど、すでにブレる兆候を見せはじめました。
というか、「ナショナリズムと積極財政による経世済民」は、
本来ならば2010年代、安倍内閣のもとで達成されるはずだったのです。
アベノミクスは「瑞穂の国の資本主義」をめざしたはず。
しかし実際に行われたのは、新自由主義とグローバリズムの強化でした。

2010年代、安倍氏が従来の持論だった「戦後レジーム(体制)からの脱却」を封印したのは、関連して意味深長です。
戦後の歴史的背景や神話的基盤、あるいは神話の変異に向かい合おうとしないまま、日本再興をめざしたのです。
それゆえ、意図とは真逆の顛末にいたった。
このような
「真逆のブレ」が繰り返されれば、わが国は衰退を脱することができず、復活や再興どころか「新たな敗戦」を迎えてしまうかも知れません。

さあ、ポイントは明確になってきました。

(1)今や日本復活の絶好のチャンスが到来しつつある。
(2)だが、チャンスを取り逃がしてしまうリスクも大きい。
(3)チャンスを活かせるかどうかは、戦後日本の歴史的背景と神話的基盤を総括できるかどうかにかかっている

 

特別オンライン講座
『佐藤健志のニッポン崩壊の研究〜閉ざされる再興への道』は、
政治学、経済学、社会学はもとより、
歴史研究・神話論・物語分析・文化論・文化人類学といった諸分野の知見を融合することで「戦後の総括」を果たし、
それに基づいた日本再興の総合政策パッケージ、
「再興戦略」を提示します。

歴史認識や世界観から、具体的な方針・政策にいたるまで、
すべてが「再興達成」の目標に向け、完璧につながる。
令和日本の指針が、ここにあるのです。

※2章以降は、2021年11月末より順次公開予定

著書/略歴

1966年、東京生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒業。

1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を当時の最年少で受賞。1990年、最初の単行本となる小説『チングー・韓国の友人』を刊行した。

1992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』より、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。この分析は21世紀に入り、政治、経済、歴史、思想、文化などの多角的な切り口を融合した、戦後日本、さらには近代日本の本質をめぐる体系的な探求へと成熟する。

主著に『平和主義は貧困への道』『僕たちは戦後史を知らない』『本格保守宣言』『バラバラ殺人の文明論』『夢見られた近代』など。共著に『国家のツジツマ』『対論「炎上」日本のメカニズム』、訳書に『新訳 フランス革命の省察』『コモン・センス 完全版』がある。

2019年以来、経営科学出版よりオンライン講座を配信。『痛快! 戦後ニッポンの正体』全3巻に続いて、現在は『佐藤健志のニッポン崩壊の研究』全3巻が制作されている。

財務省は、なぜ緊縮財政至上主義なのか。

無論、省内が「緊縮財政に成功すれば出世する」という構造になっているためだが、ならばなぜ「緊縮の構造」は生まれたのか。大東亜戦争敗北時にまで遡り、正しい回答を見つけ出した人物こそが、 佐藤健志氏である。まさに、目から鱗が落ちる佐藤氏の言説に注目して欲しい。

経世論研究所所長

三橋貴明

各界著名人からの推薦の言葉

Recommendations

佐藤健志さんは常に、誰も到達できないほどの高みから俯瞰する視座からの極めて斬新、かつ、驚くほどに正鵠を射た評論をされます。

そんな佐藤さんの評論は、我が国の評論・言論空間全体においてとりわけ重大な意味を持ち続けています。そんな佐藤さんの講座にじっくりと参加することは、正しく物事を把握する上で極めて貴重な体験となることは間違いありません。

京都大学大学院工学研究科教授

藤井聡

「悪夢」のような民主党政権から安倍政権に代わって6年余。

第一次政権時に掲げた「戦後レジーム(体制)からの脱却」はどこへ行ったのか。安保法制、構造改革、入管法改定…果して日本は真の独立回復に向かっているか。

保守を自任する政治勢力が自主独立を叫ぶほどに対米従属の度が増し、日本の伝統的価値観が損なわれていくのはなぜか。日本の「保革」構造はどうなっているのか――。

佐藤健志さんは、日本が根底に抱える矛盾や逆説を解き明かし、「物事のあるべき筋道」を提示してくれます。佐藤さんの語りによって、右であれ左であれ、戦後の日本が直視しないできたこと、問題の永遠の先送りとでもいうべき実態に、是非気づいてほしいと思います。

産経新聞「正論」元編集長

上島嘉郎

佐藤健志氏は、故西部邁先生が主催していたオピニオン誌『表現者』の常連執筆者であり、当時編集長をしていた私も佐藤氏の毎回の熱気溢れる、そして鋭い論理と逆説の文体に感銘を受けた。

真の保守思想に求められるのは、西洋近代思想を十分に受容したうえでの日本人のオリジナルな思想と文体である。佐藤氏には、それを展開する教養と文体力が備わっている。大いに期待せずにはいられない。

文芸評論家/関東学院大学文学部教授

富岡幸一郎

『オトナのための思考の絶叫マシン』

佐藤健志さんが操る日本最速のジェットコースターは左右の枠を超え縦横無尽に飛ばしまくる。カーブきつめの強制落下。 極限まで脳ミソを揺さぶられた後に、誰もが見つけ出すことになるのは、体感を伴った真実。

私は体験しました!衝撃と興奮でじっとしていられなくなる思考の絶叫マシンを!マンネリ化して久しい既存の言論に飽きたあなたにこそ心からおすすめします。

歌手/チャンネル桜キャスター

saya

『佐藤健志のニッポン崩壊の研究』の特長

①問題の本質が浮き彫りに

②視点がガラリと変わる

③点と点がつながる

鬼才の評論家・佐藤健志独自の視点から日本を見ると、他の評論家の分析では見えてこなかった「日本が抱える問題の本質」が見えてきます。例えば、なぜ正しい情報を持ってしても世の中の間違った思想を改めることができないのか、その根底には「有害な神話」があることを突き止めます。

「作劇術」を活用した佐藤健志独自の分析を学ぶと、見える世界がガラリと変わることでしょう。氏の分野を横断する分析により「政治」「経済」「歴史」といった単一の分析からは見えてこなかった世界が目の前に広がるはずです。

このシリーズを学ぶと、今までよりも視座が高くなり、これまでに学んできた知識の点と点がつながります。なんとなく吸収してきた知識が一気に繋がり始めるため、物事の理解が加速度的に進みます。勉強熱心なあなたにぴったりです。

講座の受講料は?

この講座の内容は、多面的で高度です。
世の評論家が一つの分野からのみ分析を行うのにたいし、佐藤健志氏は政治学、経済学、社会学はもとより、歴史研究・神話論・物語分析・文化論・文化人類学といった諸分野の知見を融合する形で、日本再興のビジョンを追求してゆきます。
だからこそ、本講座の第4章で提示される「再興戦略」には、他に類を見ない深みがあるのです。

といって、ことさら難解なわけではありません。
個々の講義にしても、5分から15分程度の枠で簡潔にまとまっています。
ただし「政治の議論は政治の議論」「経済の議論は経済の議論」といった固定的な枠にとらわれない、自由な思考が求められるのです。
また講座の中で紹介する事柄については、誰でも理解できるよう説明していますが、ある程度の予備知識があったほうが、その真価をいっそう味わえるでしょう。

社会や時代の本質をつかもうと意欲的に学び、型にはまった考え方から自由になろうと模索している。
そういうあなたに,本講座はぴったりなのです。
この上ない知的刺激に満ちた、素晴らしい充実の時間が待っていることでしょう。

そんな『佐藤健志のニッポン崩壊の研究 閉ざされる再興への道〜神話の変異と「新たな敗戦」』ですが、高度かつ画期的な内容、そして10時間を優に超える充実したボリュームにかんがみ、通常価格は99,800円(税抜)とさせていただきました。


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このページは、型にはまらない柔軟な知性を持つあなたのためのものです。

知的関心は実利である

本講座は高価ですが、それによって得られる知識、教養、知見を考えたとき、コストパフォーマンスもまた、非常に高いと確信しています。

「知識への投資は常に最高の利息がついてくる」
(An investment in knowledge always pays the best interest.)

ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉ですが、じつは日本語に訳してしまうと見えにくくなる点があります。

元の英語だと、「利息」は「interest」。
しかるに「interest」には「興味・関心」という意味もある。
つまりフランクリンは「知的な関心を持つことこそ、最大の利益をもたらす。両者は〈インタレスト〉でつながっている」とほのめかしているのです。

フランクリンの正しさは、語源的にも確認できます。
「interest」の語源は、「違いをもたらす」という意味のラテン語。
あなたの資産に利息がつけば、金額は元本より増えます。
望ましい形で違いが生じるから「インタレスト」なのです。

知的な関心も同じこと。
あなたの知識が増え、知見が広まれば、あなたの世界はそれだけ大きくなります。
こちらも、望ましい形で違いが生じるから「インタレスト」なのです。

「日本が低迷・衰退した理由」と「日本再興の正しい道筋」について、体系的な理解を得ることは、型にはまった考えにとらわれている多くの人に差をつけること。
現実にもさまざまな形で、大きな利益を生むことでしょう。

知的関心、それは実利なのです。
車や時計やブランド品は、時とともに価値が減少してしまいますが、あなたが身につけた知見はずっと失われることがありません。
つまり利息も、生涯にわたって得られます。
これこそ、本講座のコストパフォーマンスが高いと私たちが確信する理由です。

日本は大好きだが大嫌い!

〜消滅に向かう日本人

講義1

対米一体化、この道しかない

〜自滅的改革が支持されるメカニズム

講義2

感情も論理も自己破壊を望む

〜おのれを少女に見立てた国民の宿命

講義3

「少女と改革」の完璧な寓話

〜ジブリ映画『思い出のマーニー』とは


講義4

時をかけるアイデンティティ

〜祖母と親友になった夏

講義5

杏奈は日本そのものかも知れない

〜監督が認めた物語の象徴性


講義6

『思い出のマーニー』物語モデル分析

〜過去を再発見して生命力にめざめよ!


講義7

12歳の少女がたどる神話的旅路

世界の根源としての湿地屋敷

講義8

衰退・消滅から新たなる発展へ

〜杏奈が未来を見出す構造

講義10

「再生の神話」にひそむ問題

〜なぜマーニーは白人なのか?


講義11

祖母が白人であることの意味合い

〜物語モデル分析ふたたび

講義12

私は日本人なんかより上なの!

〜杏奈は「みにくいアヒルの子」である


講義13

アイデンティティを捨てて前向きに生きる

〜ラストにひそむ不都合な真実

講義14

構造改革を断行した少女

〜『思い出のマーニー』が真に描いたもの


講義15

マーニーは「真理子」になるべきだった

〜アニメと原作、4つの相違

講義16

保守が改革に変異するとき

〜「日本の否定」という新たな次元

講義17

拒絶される社会的連帯

〜主題歌「Fine on the Outside」の驚くべき内容

講義23

北海道は欧米の植民地か?

〜「階級」を「人種」に置き換えた代償

講義22

逆転する物語の方向性

〜杏奈は「日本の外側」をめざす

講義21

階級の消滅とアイデンティティ再生

〜アンナは「内側の人間」になる

講義20

原作のテーマは階級格差だ

〜貴族のマーニーと庶民のアンナ

講義19

欧米にルーツを求めねばならない必然性

〜萌えと鬼畜と改革と

講義18

うわべだけは元気そうな日本

〜自滅に行き着く再生の試み

講義24

別れが来ても愛は残る

〜「大いなる母」から得た褒美(ほうび)とは

講義9

変異株と変異種はどう違う?

 〜日本感染症学会による定義

講義25

物語も変異を起こす

〜「株」と「種」の見分けも可能である

講義26

『思い出のマーニー』4つの変異

〜原作とは真逆の結論になったメカニズム

講義27

アイデンティティの基盤を外国に求めて

〜「マーニー型変異」と近代日本

講義28

わが国は幕末から6回変異した

〜尊皇攘夷から日本再生まで 

講義29

富国強兵神話の誕生と発展

〜戦前を支えた物語の変遷

講義30

アメリカ型民主主義との遺伝子交換

〜戦後平和主義神話の系統樹をたどる





講義31

日本人の歴史観をビジュアル化する

〜戦後は近代の通過点か、それとも終着点なのか

講義32

近代化・アメリカ化・グローバル化

〜われわれは「マーニー型変異」を繰り返した

講義33

欧米の体液を受け入れて自分のものにせよ

〜浅利慶太が夢見た東洋と西洋の融合

講義34

古いものは悪い、だから捨ててしまえ

〜福田恆存が見抜いた日本人の安易さ

講義35

連綿と続く自国卑下の発想

〜明治のインテリと変わらない安倍晋三の米議会演説

講義36

「改造」の気運はなぜ生まれたか

〜大正時代、欧米化の道は三つに分かれた

講義37

存在しない理想的な日本への回帰

〜昭和の「国粋」が行き着いた地平

講義38

大東亜共栄圏というグローバリズム

〜アジア的、かつ普遍的なアイデンティティの探求

講義40

日本主義もマーニー型変異だった!

〜「白人を超えるはずの自分」への萌え

講義39

アメリカをこらしめろ! もとへ、占領政策バンザイ!

〜ツンデレとしての「鬼畜米英」

講義41

マッカーサーは父にして神である

〜元帥の母は日本人、日本人はみな元帥の子

講義42

理解のカギとなるカーゴ・カルト(積荷崇拝)

〜白人に化けた先祖が宝を持ってくる

講義43

近代化を魔術的に達成する試み

〜カーゴ・カルトの本質は「マーニー型変異」だ

講義44

アメリカはカーゴを持ってきてくれた!

〜近代日本の歩みにひそむ魔術性

講義45

アイデンティティを立て直すつもりで突き崩す

〜リンカーンの子孫になりたい安倍晋三

講義46

危険なロシアのひそかなメリット

〜「共通の敵」が支えた英米との連帯

講義50

強い中国は困る、弱い中国も困る

〜国益とアイデンティティの微妙な均衡

講義51

戦後復興が進んだのは毛沢東のおかげ?

〜脅威が国益に貢献するとき

講義52

日本が飛躍的に発展する時期の特徴

〜英・米・ロ・中との理想的な関係とは

講義53

「国益の関係式」が示す重大な問題

〜日本の成功が国際環境を悪化させる!

講義54

今までの国家戦略はもはや通用しない

〜黄金時代が終わる運命の瞬間

講義55

戦前はこうして失敗に終わった

〜英米との協調に不満がたまり対決へ

講義56

戦後はこうして没落にいたる

〜国益も国運もすでにマイナスではないのか

講義57

下り坂の時期に共通する特徴

〜夢破れた日本人は破壊的に振る舞う

講義58

勝利を重ねた果てに敗北するカラクリ

〜「マーニー型変異」の内面的影響

講義59

「いいとこ取り近代化」の何が危ないか

〜同胞が〈仲間〉でなくなるとき

講義60

共同体意識を捨てることの効率性

〜アイデンティティを解体するメリット

講義61

日本的な情感なしで論理を語る

〜劇団四季の台詞術、その驚きの前提

講義62

役者も学者も「肉声」を失った

〜アイデンティティ形骸化のメカニズム

講義63

正しい感情を持てば、正しい呼吸ができる

〜肉声を重視する英仏の名演出家

講義64

ユーモアのない音楽は生命力がない

〜世界的作曲家・武満徹の語った苦悩

講義66

和魂洋才が無理なら「無魂洋才」になれ!

〜浅利慶太はなぜ感情を否定したか

講義65

自我を滅ぼせた者が世界を変える

〜神話から保守主義に受け継がれた知恵

講義67

新しい自我のために「自己」を捨てろ

〜「マーニー型変異」最大の問題点

講義68

飛躍的発展の代償は内面の衰弱だ

〜国際環境の変化に対応できない根本の理由

講義69

孤立感をつのらせた果てに見えるもの

〜幻影へのアトーンメントを始める日本人

講義70

とにかくおのれを滅ぼせ、それでいい

〜亡国と自己喪失へのカウントダウン

講義71

英米は手強いが利害対立も起きにくい

〜国運モデル分析に他国の行動を加える

講義49

発展・安定・衰退・没落

〜グラフで見る国運の4つの局面

講義48

国運モデル分析とは何か

〜国益は「国家の行動」で決まる関数の値であ

講義47

日本人消滅は必然の帰結だ

〜古いものは悪い、だから家を否定せよ

講義74

社会は存在しない、国の枠もいらない

〜共同体意識の喪失と構造改革の推進

講義75

自分のすべてを失う最悪のアトーンメント

〜敗戦はなぜ〈虚脱〉を引き起こしたか

講義76

国家を否定したまま経世済民をめざせ

〜戦後日本にひそむ根本的矛盾

講義77

「繁栄する平和国家」という新たな自己

〜高度成長を支えた真の原動力

講義78

日本再興の外堀は埋まってきた!

〜飛躍的発展をうながす国際環境の復活

講義79

これが再興戦略のマニフェストだ

〜社会の生命力を強め、安定した自己を取り戻

講義80

国家の意義を評価し、改革の是非を見分けよ

〜基本原則の実践に必要な方針

講義81

「二面性と一体性のパラドックス」とは

〜社会や歴史に宿る神秘性をつかむ

講義82

敵もまた貴重な味方、味方もまた厄介な敵

〜生命力を強めるための世界観

講義83

ナショナリズム、デフレ脱却、安全保障とインフラの強化

〜再興に向けた具体的政策

講義84

言葉と文化を守り、格差拡大や分断を防ぐ

〜新自由主義の問題は社会を衰弱させること

講義85

国益最大化に向けた内政と外交

〜経世済民には〈対立の重層的評価〉が不可欠だ

講義86

日本という枠で、世界の根源的な生命力を活かす

〜再興戦略の中心をなす「内と外」の神話

講義87

平和主義の本質は現状維持にあり

〜負け組のほうがいいという奇妙な発想

講義88

アメリカこそ「自分より優れた自分」だった

〜寛大な占領がもたらす敵との一体化

講義89

すべての道は〈脱却拒否〉に通ず

〜戦後70年談話に見る平和主義のしぶとさ

講義90

行き詰まったら敗戦に戻れ!

〜われわれの歴史観をビジュアル化する

講義91

ラストディッチ理念とは何か

〜現実認識を歪めて自滅するメカニズム

講義92

おびえて開き直った者たちの末路

〜保守派は左翼の悪い点を取り込んだ

講義93

根拠なき自己過信、底なしの無責任

〜追い詰められた国民は欺瞞的な指導者を支持する

講義94

戦後平和主義を脱却する突破口

〜現状否定から現状維持が生まれた理由

講義95

輝かしい成功が失敗をもたらす

〜アイデンティティ解体は亡国への道

講義73

講義72

ニッポン崩壊の本質的原因

〜明治以来の歴史は何を教えるか

日本を真に支える〈占領神話〉

〜他力本願でつかんだ究極の褒美(ほうび)

講義96

占領神話と実際の占領体験は違う

〜アメリカから自立することこそアメリカ的だ

講義97

再興の時代へといたる切り札

〜戦後平和主義を微妙だが決定的に作り変えよ

講義98

再興神話と再興戦略

〜原点に正しく回帰すれば全てが変わる

講義99

湿地屋敷はどこにある?

〜『思い出のマーニー』のディテールと論理性

第1

MMTにも変異株がある

〜理論や思想も一枚岩ではない

第2

日本の軍用機にはアルミニウムの精が宿る!

〜戦時下の標語が示す近代化の真実

第3章

戦後平和主義神話は20年かけて確立された

〜全国戦没者追悼式の変遷が語るもの

第4章

豪華特典映像もついています!

ボリュームたっぷりの本講座ですが、内容をいっそう充実させるべく、各章に特典映像がついています。

これは講義で取り上げた論点や話題をめぐり、さまざまな角度から光を当て、知識や知見をますます深めていただこうというもの。ぜひ、あわせてご覧下さい。


第一章 湿地屋敷はどこにある?

〜『思い出のマーニー』のディテールと論理性

主人公の杏奈や、舞台となる町「岸浦」をめぐる設定を細かく探りつつ、物語にひそむ神話的な論理性について論じます。映画をご覧になっていない方でも、作品世界の奥行きを実感していただけるでしょう。


第二章 MMTにも変異株がある

〜理論や思想も一枚岩ではない

おなじみMMT、現代貨幣理論にも「ナショナリズム型」と「世界政府型」の二つがあることを解説します。「変異」の概念が、きわめて広範囲に当てはまることがご理解いただけると思います。


第三章 日本の軍用機にはアルミニウムの精が宿る!

〜戦時下の標語が示す近代化の真実

戦時中に政府の発行した国策グラフ誌『写真週報』には、毎号「時の立札」という標語が掲載されました。その内容をたどることで、近代日本にひそむカーゴ・カルト的な側面を明らかにします。


第四章 戦後平和主義神話は20年かけて確立された

〜全国戦没者追悼式の変遷が語るもの

戦後平和主義の神話は、敗戦直後にできあがったかのように思われがちですが、実際には長い歳月をかけて確立されたもの。全国戦没者追悼式の歴史を追ってゆくと、その過程がくっきり浮かび上がります。同時にそこから、新しい「再興神話」を生み出す可能性も見えてくるのです。


※提供時期は講座本体に準じます。


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