1703年、京都。仇討ちに燃える赤穂浪士たちの士気が高まる一方で、筆頭・大石内蔵助は焦っていた。47名という人数でもって吉良上野介を討つためには、なんとしてもこの士気を失わせたくはなかった。

 しかし、討ち入りには最大の関門があった。それは、仇である吉良邸の警備の厳重さである。吉良は当時「高家」という、最高の権威にあった。江戸幕府に特別に取り立てられていた吉良家は、数々の大名の中でも珍しく、屋敷が江戸城郭内にあったのである。
こうして仇討ちは果たされました。しかし、なにか不思議に思いませんか?あまりにも事がうまく行きすぎているのです。

 なぜ、吉良邸は絶妙なタイミングで、わざわざ江戸城郭内から移転したのでしょうか?吉良邸が移った先の本所はまさに「さあ討ち入ってくれ」と言わんばかりの立地です。これは、歴史学者にとって最大の謎でした。

実は、「忠臣蔵」の物語には、赤穂浪士の討ち入りを操った、ある黒幕がいたのです・・・

「忠臣蔵」に隠された不可解な謎

『日本は覇権国になる力がある』

三橋貴明は、事実やデータにもとづく分析に定評があります。 かつて日本が輸出依存国だと言われていた頃、数値を根拠に「日本は内需中心の国だ」ということを証明。それによって経済産業省も「日本は輸出依存国ではない」という発表を行いました。 事実やデータをもとにした分析は、経済の知識がない素人が聞いてもわかりやすく人気があることから、三橋貴明への出版の依頼は止むことがありません。 一般の著者が、年に1冊本を出せばいいところ、三橋貴明は毎年10冊近い執筆を続けてきました。(合計100冊を超えています) その手腕は政府も認めていて、与党幹部へのレクチャーを行うこともあります。そんな現代屈指の経済専門家 三橋貴明独自の視点から世界の歴史を読み解いたのが「覇権国家800年の興亡」です。各国の何百年に及ぶ歴史、大量の資料を調べ、2年間の作成期間を経て出来上がった渾身の大作をあなたにお届けします。

経世論研究所所長

三橋貴明

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第Ⅰ章

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講義3「イングランド銀行」戦争を影で操った世界初の中央銀行

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過去何千年という歴史の中で、無数の国が興り、また散っていきました。世界を支配し、この世の栄華を謳歌した大帝国でさえ、そのほとんどが没落しています。 一見すると、没落の要因はさまざまに見えますが、歴史に経済の光をあてることで、新たな一面が浮かび上がります。

・果たして日本の没落を防ぐことはできるのか?
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覇権国の興亡史から解き明かしていきます。

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講義2 「西郷隆盛 vs. 乃木稀典」

講義3 「放蕩・ドイツ留学・日清戦争」

講義4 「日露戦争」

講義5 「武士道・水師営・学習院」

講義6 「自刃の真相」

講義7 「乃木将軍の世界的名声」

講義8 「乃木夫妻の殉死」

郭内にあった吉良邸のすぐ近くには北町奉行所がある。北町奉行は、司法、行政、裁判所、検察、警察、刑務所、消防などをつかさどる強力な武装機構であった。

さらに吉良邸の呉服橋門から八丁堀にかけては町奉行の与力、同心の住居屋敷が展開。その数は幕末には約7000人余りと言われ、治安警備関係者の根城となっていた。

赤穂浪士がいくら事前に準備しても、江戸城郭内の吉良邸への討ち入りなど決してできない。それは幕府警備機構の面目にかけて許されない。

 そんなとき、江戸から信じられないニュースが舞い込んだ。なんと吉良邸が隅田川を越えた倉庫街の本所へ“偶然”移転したというのである。倉庫街はいつの時代も薄暗くて人目がない。赤穂浪士にとってまさに絶好のタイミングであった。

 1703年7月、浅野内匠頭の切腹から耐え忍ぶこと1年半。ついに大石内蔵助は京都の円山会議で吉良討ち入りを宣した。その後、9月から10月にかけ47名の浪士たちは三々五々、江戸に潜入。

 そして1703年12月14日未明、赤穂浪士たちは吉良邸に討ち入り、ついに吉良上野介の首を取った・・・
世界中の人々は川の水を巡って争いを続けてきました。誰かが川から取水すれば、他の者の水量は確実に減ります。ある地区を洪水が襲えば、それ以外の地域は洪水から免れます。これは極めて単純な原則です。単純な原則だからこそ、世界中の川でこの原則は貫かれてきました。

 川筋では必ず優劣関係が形成されていきます。最も一般的で根強い優劣は、その川に先に住み着いたものの優先権でした。後から入り込んできた者は必ず劣位になります。優位の者は川の水を優先的に使い、洪水を受けないように対策を打つ。劣位の者は、取水したり治水工事をしたりするにも、優位者の了解がなければできない。優位な者はさらに豊かになり格差は広がっていく。この優劣関係は何十年間、何百年間も覆ることはありません。

矢作川を巡る争い

その優劣関係がこの矢作川でも厳然と存在していました。何百年間もの長い間、吉良家は矢作川の圧倒的な優位者だったのです。当然、吉良領地の直上流部で甘んじていた劣位者は吉良家を疎ましく、邪魔な存在だと思っていました。

 ・・・実は彼らの一族こそが、忠臣蔵の黒幕の正体です。劣位者として虐げられてきた彼らには、吉良家を潰したいと思う十分な動機がありました・・・
しかし、吉良家はそう簡単に潰せません。徳川幕府から「筆頭の高家」という特別な職を与えられており、屋敷は江戸城郭の中にありました。しかも吉良家は、征夷大将軍の任命に必要な、朝廷の許可を得るための大事な仲介役を務めるほどの権威でした。まさに隙のない吉良家・・・。
出典:矢作古川と矢作川「吉良の歴史」吉良町 
ところが1701年、江戸市中に衝撃が走りました。殿中、松の廊下で浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけ負傷させたのです。高家に対して刃傷沙汰をした浅野家はお家取り潰し、浅野内匠頭は切腹という裁定が下されました。しかし、その後浅野家の家臣たち、赤穂浪士に不穏な動きがあるというニュースがもたらされました。

 これは吉良家を潰したい、かの一族にとっては千載一遇のチャンスでした。件の黒幕はこの期を捉え、赤穂浪士を手助けして利用することにしたのです・・・。

 彼らが仕組んだこと。それは、、、吉良邸の本所への移転でした。「筆頭の高家」とされている吉良邸移転を可能にするほどの権力者、、、そう、その正体こそが「徳川幕府」だったのです。

「忠臣蔵」の黒幕の正体

徳川家こそ、愛知県・矢作川の劣位者だったのです。優位者である吉良家が川を利用して、自分たちの農地だけをどんどん開拓して豊かになっていく中、、、徳川家は数百年もの間じっと指をくわえて見つめるしかありませんでした。

 ところが、途方も無いことがこの矢作川で起こってしまいました。矢作川の劣位者だった徳川家康が天下を取ってしまったのです。これで吉良家を潰せる、長年の雪辱を晴らせる。徳川家一族はそう思ったことでしょう。しかし、家康はそうしませんでした。

 圧倒的な強者になった家康は吉良家を完全に潰したくてもできませんでした。逆に家康は吉良家を「筆頭の高家」として特別な職で処遇しています。一体どういうことなのでしょうか・・・?

 1600年、関ヶ原の戦いで徳川家康は天下を取りました。ただしいくら武力で天下を抑えても朝廷の意がなければ征夷大将軍に任命されません。朝廷の意をどうやって引き出していくのか。その朝廷の意を引き出すことが家康にとって最重要事項となりました。・・・その朝廷に何百年も仕え、近しくしていた武家一族がいました。それこそが吉良家です。その吉良家が朝廷と徳川家の仲介をし、家康の望みを実現していくことになったのです。

 他の大名にとっては、吉良家は単なる名家で敬意を払っていればいいだけの存在でした。ところが、徳川家にとって吉良家は単に名家なだけではありませんでした。徳川家は、徳川家存続のために吉良家を必要としてしまったのです。江戸城内で、吉良家は朝廷の権威に寄り添う優位者となったのでした。

圧倒的な権力者になった徳川家は、吉良家に屈折した感情を抱くことになりました。矢作川での長年の劣等意識がそのまま江戸城に持ち込まれたのです。しかも、将軍が変わるたびに毎回吉良家が朝廷との仲介をしていました。権威の吉良家と権力の徳川家との厄介で複雑な関係は、2代将軍の秀忠、3代家光、4代家綱、5代綱吉と100年間も続いていきました。

 そんなとき、赤穂浪士に不穏な動きがあるというニュースが徳川幕府にもたらされました。

 「徳川幕府、いや徳川家にとって千載一遇のチャンスが巡ってきた。これを最大限に利用してあの吉良家を抹殺する。浅野が悪いのか、吉良が悪いのかはどうでも良い。ともかくあの矢作川で舐めてきた辛酸、江戸城内での100年間の屈辱を晴らす。もう二度と徳川家より上に立つ武家の存在を許さない。」

 吉良を討つという赤穂浪士への見えざる支援は当然の方針となりました。吉良邸の移転です。これまで手の出せなかった吉良家を白昼堂々と潰す口実を徳川幕府は手に入れたのでした・・・

矢作川の屈辱と江戸時代屈折の100年

まだあなたは、江戸幕府が赤穂浪士の討ち入りを手助けしたという事実は信じられないかもしれません。ですが興味深い話があります。

 赤穂浪士四十七士は吉良家討ち入りを果たした後、幕府により切腹を命ぜられ、遺体は東京・高輪の泉岳寺に葬られました。現在でも赤穂浪士の墓があり、祀られています。・・・その泉岳寺こそ、徳川家康が創立した江戸で唯一の寺なのです。

 「四十七士の討ち入りは、幕府の威信を損ない、天下の平穏を乱した。そのため、彼らは取り調べの後、全員切腹させられ、その日のうちに埋葬された。当時、四十七士は間違いなく重大な犯罪者たちであった。」

 世間の通説ではそのようになっています。しかし、その犯罪者が埋葬された寺こそが、家康が創立した寺だったのです。これは徳川幕府の積極的な同意があった何よりの証拠です。でなければわざわざ狭い泉岳寺に四十七士がまとまって埋葬されることなど考えられないでしょう・・・

赤穂浪士の遺体が眠る泉岳寺の真実

講義1「第一次百年戦争」ジャンヌダルクの処刑とイギリスの思惑

13:45

講義5「イギリスと中国の共通点」成長の源泉はオランダ経済をパクること

講義6「産業革命の光と影」天才ケインズが予言した現代を蝕む病

13:18

講義4「現代資本主義の萌芽」紙切れ1枚が3000万円の価値を持つ意味

講義8「グローバリズムと羊毛」人類の悲劇はここから始まったのか

14:33

講義9「教科書が教えない歴史」後発国インドが世界有数の鉄道大国だったワケ

16:08

講義7「帝国主義の根源」イギリスが有色人種を支配した本当の理由

14:53

講義11「最強戦略物資ゴールド」金本位制で敵国を没落させるカラクリ

講義12「VS新興国ドイツ」現代の中国も採用している覇権転覆の鉄板手法

14:33

講義10「イギリスの世紀」世界最強海軍と世界No.1の工業力

15:53

真実の情報を届けるために

12/12(木)

〆切

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命運を握る百年戦争

イギリスVSフランス 大国同士の激突

第Ⅱ章

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インドに大量の屍を築いた帝国主義の死神

第Ⅲ章

英国グローバリズムの終焉

自由貿易VS保護貿易 忍び寄るドイツの影

第Ⅳ章

このような、形のない情報というものを売ると、「商売なのか」「なぜ無料じゃないんだ」と聞かれることもあります。 正直に言うとこれは商売、つまりビジネスです。 慈善活動として無料にすることも可能ですが、それでは価値ある知識を世の中に広めることは難しくなります。

「Youtubeに無料で公開すればいいじゃないか」と言われることもありますが、そのような活動で社会にインパクトを与えた例は、いくつあるでしょうか? 

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学ぶ姿勢が変わるからです。 あなたも経験があると思いますが、無料で読めるニュース記事なんかはさっと読み飛ばすけれど、身銭を切って購入した本は舐め回すように読み込むのではないでしょうか?

学びの本気度が違うので、当然、情報の吸収力も段違いになります。身銭を切ると、何をするにも平凡な日々から、張りのある毎日に変わります。自分でお金を払うことは痛いことですが、しっかりと自分に返ってきます。

結局のところ、限りのある時間の中で、どれだけ密度の濃い時間を過ごせるかどうか。自ら身銭を切って、いろんな情報を吸収しているあなたならおわかりいただけると思います。

我々のこの考えに賛同していただけるなら、このまま話を聞いてください。

講座の受講料は?

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ちょっと考えてみてほしいのですが...

過去、何千年という歴史の史実を確認し、網の目のように複雑に絡み合う国の関係性を把握しつつ、それを経済の視点からまとめあげる...個人でそれを行おうとすると、果てしない労力がかかります。

この講座では、三橋貴明があなたの代わりに、一連のリサーチ・分析を行ってくれていると考えてください。 正直に言うと、大学でも、このような経済の視点から歴史を読み解く講義を受けることはできません。

つまり、それほど価値のある希少な内容ということです。

しかし、一人でも多くの人に、本当の歴史を知ってほしい。深い教養を身につけ、世界を広げてほしい。その上で、日本がより豊かになるような判断をしていってほしい。そんな思いから、講座の価格を29,800円(税抜)にしました。

そして今回、イギリスのEU離脱問題の根源を知ってほしいという理由から、期間限定で
19,800円(税抜)で講座を手に入れられるようにしました。

ぜひこの機会に受講ください。

さらに今回、特別講義をプレゼントします。今回プレゼントするのは「日英同盟の真実」というテーマの講義です。

1902年、不思議なことに世界最強の海軍を有するイギリスが
極東の”三流国”であるはずの日本と同盟を結びました。

実は、日露戦争でバルティック艦隊を撃破したのは、「三笠」を始めとする軍艦で、全てイギリスで建造されたものですし…日本の戦費を賄ったのは、世界金融の中心ロンドン・シティでした。

いったいなぜイギリスはこれほど日本を支援したのでしょうか?

教科書では語られなかった歴史を、イギリスの視点から読み解きます。



日英同盟の真実

約25min

2つの選択肢

さて、あなたには2つの選択肢があります。

1つは、今までと何も変わらない人生を過ごすこと。もちろん、この「覇権国家800年の興亡」を知らなくても、 あなたは今まで通り何不自由ない日常生活を送ることが できるでしょう。ただ、私たちが生きるこの世界がどんな壮絶な歴史の上に成り立っているのか、本当の意味で理解することはできないかもしれません。

もう1つは、これまで決して知ることのできなかった「覇権国家800年」の興亡を学ぶことです。 かつて覇権国と言われた国が、どのように発展し、どのように没落していったか... その興亡を知ることで点と点が繋がり、あなたの世界を見る目はガラリと変わることでしょう。

どちらの道を選択するのも、あなたの自由です。 もし2つ目の選択肢を選ばれるとしたら、下のお申込みボタンからお申し込みください。

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なぜ世界最強海軍有するイギリスが

極東の”三流国”であるはずの日本と

同盟を結んだのか?

GHQが禁じた”地政学”を知れば、日英同盟の謎が解ける

日本に頼まれなくとも、イギリスは同盟を結んでいた?

実は”三流国”じゃなかった?データで論証する大国日本の実態