1703年、京都。仇討ちに燃える赤穂浪士たちの士気が高まる一方で、筆頭・大石内蔵助は焦っていた。47名という人数でもって吉良上野介を討つためには、なんとしてもこの士気を失わせたくはなかった。

 しかし、討ち入りには最大の関門があった。それは、仇である吉良邸の警備の厳重さである。吉良は当時「高家」という、最高の権威にあった。江戸幕府に特別に取り立てられていた吉良家は、数々の大名の中でも珍しく、屋敷が江戸城郭内にあったのである。
こうして仇討ちは果たされました。しかし、なにか不思議に思いませんか?あまりにも事がうまく行きすぎているのです。

 なぜ、吉良邸は絶妙なタイミングで、わざわざ江戸城郭内から移転したのでしょうか?吉良邸が移った先の本所はまさに「さあ討ち入ってくれ」と言わんばかりの立地です。これは、歴史学者にとって最大の謎でした。

実は、「忠臣蔵」の物語には、赤穂浪士の討ち入りを操った、ある黒幕がいたのです・・・

「忠臣蔵」に隠された不可解な謎

『事実を元に日本経済の真実を暴く』

三橋貴明は、事実やデータにもとづく分析に定評があります。 かつて日本が輸出依存国だと言われていた頃、数値を根拠に「日本は内需中心の国だ」ということを証明。それによって経済産業省も「日本は輸出依存国ではない」という発表を行いました。 事実やデータをもとにした分析は、経済の知識がない素人が聞いてもわかりやすく人気があることから、三橋貴明への出版の依頼は止むことがありません。 一般の著者が、年に1冊本を出せばいいところ、三橋貴明は毎年10冊近い執筆を続けてきました。(合計100冊を超えています) その手腕は政府も認めていて、与党幹部へのレクチャーを行うこともあります。

経世論研究所所長

三橋貴明

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日本経済のカラクリ第四弾

「情報プロパガンダのカラクリ」

申込み特典

講座の書き起こしレポート

・本講義「情報プロパガンダのカラクリ」約180分

・講座の書き起こしレポート PDF形式

日本は過去、20年間以上も長きに渡り、デフレーションという病に苦しめられてきました。結果、1996年からほとんど経済成長していないという恐るべき事態を招いています。「日本は成熟国だから成長しなくて当たり前じゃないか」という意見もあります。しかし、先進国の代表であるアメリカ・イギリスは順調に成長しています。また、欧州の劣等生であるフランス・イタリア・ドイツですら、40%以上成長しています。「成熟国だから成長できない」わけではなく、単に「経済を成長させることに失敗」してきたのです。結果、国民はどんどんと貧しくなり、明日への希望を失いつつあります。

「日本経済のカラクリ」とは何か?

そして今なら特典として、「GHQが消した日本の英雄 - 乃木稀典」をお楽しみ頂けます。通常は非売品ですので、ご購入して頂くことはできません。しかし、今だけ特別に、歴史講座「幕末・明治維新・日清日露戦争」をご購入頂いた方に差し上げます。合計1時間43分の動画となっており、その気になる内容は...

 

今だけの特典付き

講義1 「近代日本の夜明けと乃木希典」

講義2 「西郷隆盛 vs. 乃木稀典」

講義3 「放蕩・ドイツ留学・日清戦争」

講義4 「日露戦争」

講義5 「武士道・水師営・学習院」

講義6 「自刃の真相」

講義7 「乃木将軍の世界的名声」

講義8 「乃木夫妻の殉死」

郭内にあった吉良邸のすぐ近くには北町奉行所がある。北町奉行は、司法、行政、裁判所、検察、警察、刑務所、消防などをつかさどる強力な武装機構であった。

さらに吉良邸の呉服橋門から八丁堀にかけては町奉行の与力、同心の住居屋敷が展開。その数は幕末には約7000人余りと言われ、治安警備関係者の根城となっていた。

赤穂浪士がいくら事前に準備しても、江戸城郭内の吉良邸への討ち入りなど決してできない。それは幕府警備機構の面目にかけて許されない。

 そんなとき、江戸から信じられないニュースが舞い込んだ。なんと吉良邸が隅田川を越えた倉庫街の本所へ“偶然”移転したというのである。倉庫街はいつの時代も薄暗くて人目がない。赤穂浪士にとってまさに絶好のタイミングであった。

 1703年7月、浅野内匠頭の切腹から耐え忍ぶこと1年半。ついに大石内蔵助は京都の円山会議で吉良討ち入りを宣した。その後、9月から10月にかけ47名の浪士たちは三々五々、江戸に潜入。

 そして1703年12月14日未明、赤穂浪士たちは吉良邸に討ち入り、ついに吉良上野介の首を取った・・・
世界中の人々は川の水を巡って争いを続けてきました。誰かが川から取水すれば、他の者の水量は確実に減ります。ある地区を洪水が襲えば、それ以外の地域は洪水から免れます。これは極めて単純な原則です。単純な原則だからこそ、世界中の川でこの原則は貫かれてきました。

 川筋では必ず優劣関係が形成されていきます。最も一般的で根強い優劣は、その川に先に住み着いたものの優先権でした。後から入り込んできた者は必ず劣位になります。優位の者は川の水を優先的に使い、洪水を受けないように対策を打つ。劣位の者は、取水したり治水工事をしたりするにも、優位者の了解がなければできない。優位な者はさらに豊かになり格差は広がっていく。この優劣関係は何十年間、何百年間も覆ることはありません。

矢作川を巡る争い

その優劣関係がこの矢作川でも厳然と存在していました。何百年間もの長い間、吉良家は矢作川の圧倒的な優位者だったのです。当然、吉良領地の直上流部で甘んじていた劣位者は吉良家を疎ましく、邪魔な存在だと思っていました。

 ・・・実は彼らの一族こそが、忠臣蔵の黒幕の正体です。劣位者として虐げられてきた彼らには、吉良家を潰したいと思う十分な動機がありました・・・
しかし、吉良家はそう簡単に潰せません。徳川幕府から「筆頭の高家」という特別な職を与えられており、屋敷は江戸城郭の中にありました。しかも吉良家は、征夷大将軍の任命に必要な、朝廷の許可を得るための大事な仲介役を務めるほどの権威でした。まさに隙のない吉良家・・・。
出典:矢作古川と矢作川「吉良の歴史」吉良町 
ところが1701年、江戸市中に衝撃が走りました。殿中、松の廊下で浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけ負傷させたのです。高家に対して刃傷沙汰をした浅野家はお家取り潰し、浅野内匠頭は切腹という裁定が下されました。しかし、その後浅野家の家臣たち、赤穂浪士に不穏な動きがあるというニュースがもたらされました。

 これは吉良家を潰したい、かの一族にとっては千載一遇のチャンスでした。件の黒幕はこの期を捉え、赤穂浪士を手助けして利用することにしたのです・・・。

 彼らが仕組んだこと。それは、、、吉良邸の本所への移転でした。「筆頭の高家」とされている吉良邸移転を可能にするほどの権力者、、、そう、その正体こそが「徳川幕府」だったのです。

「忠臣蔵」の黒幕の正体

徳川家こそ、愛知県・矢作川の劣位者だったのです。優位者である吉良家が川を利用して、自分たちの農地だけをどんどん開拓して豊かになっていく中、、、徳川家は数百年もの間じっと指をくわえて見つめるしかありませんでした。

 ところが、途方も無いことがこの矢作川で起こってしまいました。矢作川の劣位者だった徳川家康が天下を取ってしまったのです。これで吉良家を潰せる、長年の雪辱を晴らせる。徳川家一族はそう思ったことでしょう。しかし、家康はそうしませんでした。

 圧倒的な強者になった家康は吉良家を完全に潰したくてもできませんでした。逆に家康は吉良家を「筆頭の高家」として特別な職で処遇しています。一体どういうことなのでしょうか・・・?

 1600年、関ヶ原の戦いで徳川家康は天下を取りました。ただしいくら武力で天下を抑えても朝廷の意がなければ征夷大将軍に任命されません。朝廷の意をどうやって引き出していくのか。その朝廷の意を引き出すことが家康にとって最重要事項となりました。・・・その朝廷に何百年も仕え、近しくしていた武家一族がいました。それこそが吉良家です。その吉良家が朝廷と徳川家の仲介をし、家康の望みを実現していくことになったのです。

 他の大名にとっては、吉良家は単なる名家で敬意を払っていればいいだけの存在でした。ところが、徳川家にとって吉良家は単に名家なだけではありませんでした。徳川家は、徳川家存続のために吉良家を必要としてしまったのです。江戸城内で、吉良家は朝廷の権威に寄り添う優位者となったのでした。

圧倒的な権力者になった徳川家は、吉良家に屈折した感情を抱くことになりました。矢作川での長年の劣等意識がそのまま江戸城に持ち込まれたのです。しかも、将軍が変わるたびに毎回吉良家が朝廷との仲介をしていました。権威の吉良家と権力の徳川家との厄介で複雑な関係は、2代将軍の秀忠、3代家光、4代家綱、5代綱吉と100年間も続いていきました。

 そんなとき、赤穂浪士に不穏な動きがあるというニュースが徳川幕府にもたらされました。

 「徳川幕府、いや徳川家にとって千載一遇のチャンスが巡ってきた。これを最大限に利用してあの吉良家を抹殺する。浅野が悪いのか、吉良が悪いのかはどうでも良い。ともかくあの矢作川で舐めてきた辛酸、江戸城内での100年間の屈辱を晴らす。もう二度と徳川家より上に立つ武家の存在を許さない。」

 吉良を討つという赤穂浪士への見えざる支援は当然の方針となりました。吉良邸の移転です。これまで手の出せなかった吉良家を白昼堂々と潰す口実を徳川幕府は手に入れたのでした・・・

矢作川の屈辱と江戸時代屈折の100年

まだあなたは、江戸幕府が赤穂浪士の討ち入りを手助けしたという事実は信じられないかもしれません。ですが興味深い話があります。

 赤穂浪士四十七士は吉良家討ち入りを果たした後、幕府により切腹を命ぜられ、遺体は東京・高輪の泉岳寺に葬られました。現在でも赤穂浪士の墓があり、祀られています。・・・その泉岳寺こそ、徳川家康が創立した江戸で唯一の寺なのです。

 「四十七士の討ち入りは、幕府の威信を損ない、天下の平穏を乱した。そのため、彼らは取り調べの後、全員切腹させられ、その日のうちに埋葬された。当時、四十七士は間違いなく重大な犯罪者たちであった。」

 世間の通説ではそのようになっています。しかし、その犯罪者が埋葬された寺こそが、家康が創立した寺だったのです。これは徳川幕府の積極的な同意があった何よりの証拠です。でなければわざわざ狭い泉岳寺に四十七士がまとまって埋葬されることなど考えられないでしょう・・・

赤穂浪士の遺体が眠る泉岳寺の真実

講義6「共産党志位委員長の名ツッコミ」〜確実に減っている国民消費と安倍総理のゴマカシ答弁

講義7「総務省と修正資料」〜官僚が隠蔽グラフをでっち上げたワケと身から出たサビ

講義5「悪夢の民主党政権」という大嘘〜鳩山内閣よりヒドい?安倍政権の公共投資サボり

講義11「薬1粒1000万円」〜完全自由主義経済がもたらす残酷な世界

講義12「腐敗する官僚のカラクリ」〜ソ連と中共から読み解く完全統制主義の闇

講義10「盲点だらけの経済学」〜豚を育てることは生産的で赤ちゃんを育てることは非生産的?

講義15「アフラックVSかんぽ生命」〜日本のがん保険市場を食い荒らす米国保険会社の汚い手口

講義16「穀物メジャーカーギルVS全農」〜日本の農家は保護されすぎているという大嘘

講義14「トヨタ車とトマ・ピケティ」〜もし規制がなくなったら?21世紀の資本が描くディストピア

なぜ「日本経済のカラクリ」を売るのか?

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第2章

「厚生労働省と官僚の詐欺」編

地に落ちた賃金統計の信頼と土居丈朗の無茶苦茶な言い訳

「経済学者と政商の蜜月」編

エリートが社会を腐敗させるカラクリ

第3章

「米国と外国人投資家が丸儲け」編

なぜ私たち国民は外国に搾取され続けるのか?

第4章

このような講座を売ると、少なからず「商売なのか」と言われる事があります。答えはもちろん商売です。と言うよりもあえて「ビジネスにしています」なぜか?理由は簡単です。どのような事も慈善活動では社会に大きなインパクトを与える事はできないからです。いま社会を動かしているのは明らかに経済であり、つまり主体は商売、ビジネスです。

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1つは、今までと何も変わらない人生を過ごすこと…

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しかし、TVや新聞の流す情報の歪み、誰がどんな意図でその情報を垂れ流しているか?表面的な情報からは見えてこない世の裏側を知らないままでは、誰かにとって都合の良いように目隠しをされたまま操られ続けてしまう…やがて、この日本が日本人のためのものではなく、本当に日本の既得権益層、外資企業やグローバル投資家のものになってしまう...そして、私たちの子供や孫の世代は、そうした勢力に一方的に搾取されることになってしまうかもしれません…。

そんな、情報を制限された世界、誰かにとって都合の良いように扱われる世界というのは…まるで家畜の豚が生きる、飼育小屋のような世界じゃないでしょうか?表面的なモノの見方と狭い視野を強制され、限られた範囲の中でしか物事を見たり考えたりできないまま、一生を終えてしまいます。


もう1つは、TVや新聞が報じる情報の裏側、誰がどんな意図で情報を捻じ曲げているのかを、ひとつずつ紐解いていくことで…世の真実を暴いていく…誰の制限も受けず、物事を自分で判断していけるようになる...表面的な情報に振り回されず、いろんな角度から読み取れるようになる…そんな高い情報リテラシーを身につけて生きる道です。


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なぜ日本は経済成長することができていないか?それは、経済に関するウソ・欺瞞が溢れており、誤った経済政策ばかりを行っているからです。「国の借金で破綻する」「公共投資のやり過ぎで破綻する」「消費増税しなければ破綻する」「少子高齢化で成長できない」...これらは、日本に蔓延るウソ・欺瞞のほんの一部です。実際、事実・データを分析すると、上記のウソが間違っていることは明らかですし、これらのウソを元にした政策は、経済に深刻なダメージを与え続けてきました。三橋貴明はこれらの真実を書籍・講演・各種メディアへの出演を通じて伝え、警鐘を鳴らし続けてきました。

今、日本は危機的な状況にあります...

常に警鐘を鳴らし続けてきた三橋貴明...

そのおかげもあり、日本に正しい経済の知識が浸透しつつあります。しかし、ウソ・欺瞞を垂れ流し続ける財務省やマスコミの力は強く、いまだ日本経済を回復させることができていません。このままでは、先人たちが守り抜いてきた豊かな日本を、私たちの世代で終わらせてしまいかねません。そこで、この長きにわたる戦いに終止符を打つべく、日本を衰退させるウソ・欺瞞を根本から打破するため新たな講座を制作することにしました...。それが、『日本経済のカラクリ』シリーズです。

日本を衰退させるウソ、欺瞞を全て打破する...

それに、何年間も三橋貴明が言論活動を続けてこれたのも、やはりビジネスのおかげです。メディアへの出演、書籍の出版、全国各地での講演などで活動資金を得ることができたからこそ、ずっと言論活動を継続できています。いくら「日本のため」という志があったところで、資金がなければどうすることもできません。

私たちは、講座を売ることによって、三橋貴明の言論活動を支援し、一人でも多くの国民に正しい知識を届けるという信念のもと活動しています。

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「財政破綻」「国債破綻」

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誰が何のために「消費増税」を推し進めるのか?

忍び寄るグローバリストの魔の手

講義8「厚労省の歴史的詐欺」〜白日の下に晒された不正の横行と真実の公表を拒んだ官僚組織の闇

講義17「Airbnb、Uber、モンサント」〜なぜ政府は日本の植民地化を強行するのか?裏で取り交わされたある書簡

アフラックに喰い荒らされる

日本のがん保険市場

TVや新聞が絶対に報じない

米国企業と日本政府の密約

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問題です。日本で初めてがん保険を売ったのは、次のうち、どの会社でしょう?

①日本生命
②東京海上日動
③三井住友海上

それでは答えの発表です…


答えは、①〜③のどれでもありません。実は、日本の企業ですらありません。

答えは、「アメリカン ファミリー ライフ アシュアランス カンパニー 」
通称、アフラックです。

あひるのCMで有名なアフラック…
アメリカ系の企業にもかかわらず、利益の9割を日本で稼いでいます

しかし、意外なことに、アフラックは米国保険会社の規模ランキングでは20位前後で、必ずしも超巨大企業というわけではありません。現在、日本最大手の日本生命と比べても、基礎利益も2分の1以下です。

いったいなぜ、そんなアフラックが日本のがん保険市場に一番乗りし、現在トップに君臨しているのでしょうか?なぜ、日本の老舗保険会社がトップじゃないんでしょうか?

そこには、驚くべき「闇」が隠されていました…

あなたは、日本でがん保険が売られるようになった理由を知っていますか?
答えは、アメリカによる外圧があったからです。

そもそも、日本には国民皆保険制度があり、ほとんどのがん治療は公的保険でカバーされます。また、どれだけ高額な医療を受けても、患者の負担額には上限があります。つまり、「がん治療で破産する」といったアメリカなどと異なり…民間のがん保険はさほど必要ありません。


アフラックに勤務する医師すらも、論文の中でこのように発言しています…

「がん保険」が必要だ、と納得できる論理を、

臨床医の経験から見出すことは困難である。
(引用:宇都出公也「がん保険とは何か」日本保険医学会誌106 2008年


実際、1973年以前の日本には、民間のがん保険は存在していませんでした。しかし、1974年にがん保険の販売が解禁されています。さきほどもお伝えしたように、「市場を開放しろ!」というアメリカの外圧があったからです。

しかも、アメリカはその後、もう1つ別の要求を日本に突きつけました。それが、「日本国内の保険会社などが〈がん保険〉を売ることを禁止せよ」という要求です。



「市場を開放しろ」と言ってきたくせに、「日本企業は締め出せ」と真反対のことを要求してきたのです...。

日本はこの要求を飲んでしまい、アフラック等の外資しか、がん保険を扱うことができないという状況になりました。結果、アフラックが日本のがん保険市場を独占するに至ったのです。



さらにひどい話があります。

アフラックの独占状態を好ましくないと思った日本は、なんとか国内企業ががん保険を販売できるようにしました。2001年のことです。その後、国内で最も影響力を持っていたかんぽ生命が、がん保険の販売を開始しようとしました。

これに対し、アフラックが猛反発。

「日本政府の支配下にあるかんぽ生命が日本の保険市場の健全な競争を阻害している」として、日本政府に販売を禁止させようとしたのです。

日本はこの要求も飲んでしまい、麻生太郎金融担当大臣(当時)が「がん保険や医療保険等をかんぽ生命に認可する考えはない」と発言。かんぽ生命は、日本生命と協力し、数年に渡り準備を続けてきたにもかかわらず…がん保険の販売を諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。



しかも、話はここで終わりません。

なんと、そのかんぽ生命が、アフラックのがん保険を販売する代理店と化したのです(?!)

これでアフラックは、全国に2万局におよぶ直営の郵便局で、自社のがん保険を販売することができるようになりました。かんぽ生命は、自分たちのがん保険を売れなくなった分、アフラックのがん保険の販売で得られる手数料でなんとか食べていくという道を選んだのです。

アフラック自身が指摘していた「健全な競争」は、現在の日本のがん保険市場にはありません。

これからも、一社で日本のがん保険市場を独占し、甘い汁をチュウチュウと吸い上げていくことでしょう…。


ここまでの話を聞いてどう思いましたか?
がん保険市場の裏側がおわかりいただけたのではないでしょうか?

このような話は、決してTVや新聞で知ることはできません。

なぜなら、このような真実が知れ渡ると、裏で蜜を吸う勢力にとって、とても都合が悪いからです。結局、マスコミが流す情報には、何らかの利害が絡んでいることがほとんどです。


「規制緩和すれば、市場競争によって、国民は安くて質の良いサービスを受けることができる!」などとマスコミが垂れ流すときには、必ずその裏に、規制緩和によって儲けたい勢力が存在します。

(「正社員は既得権益だ!」と言って派遣法を押し通し、自らの「派遣ビジネス」でがっぽり儲けた竹中平蔵氏がその実例です。日本の種子を守る種子法が廃止されたのも、穀物メジャーのモンサントが儲けたいからだと考えられています。最近では「水道民営化」によって、日本の水が仏ヴェオリアなどの外資に売り飛ばされようとしています。)

逆に、アフラックのように、市場を独占したい勢力がいて、それに日本政府が加担している場合には、「市場の自由化を!」などというような報道が流れることはほとんどありません。

国民の目の届かぬところで秘密裏に、特定の層が儲け続けるための障壁が、着々と作り上げられていくのです。そして、それは往々にして外資企業の利益のためであることが多いのです…。


このようにして、一部の層だけが儲けるという仕組みが完成します。

国民が汗と血を流して納めた税金で飯を食っている政治家や官僚が、国民一人ひとりを豊かにするのではなく、せっせと既得権益を作り上げるために汗を流しているのです。

このままでは、私たちの子供や孫の代が大人になる頃には、外資企業やグローバル投資家などの都合の良いように搾取され続ける、そんな悲惨な未来が待ち受けているかもしれません。

こんなバカバカしい話があって良いのでしょうか?

日本でがん保険が売られ始めた本当の理由

突然ですが、クイズです...

なぜ私たちは真実を知らされないのか?

このような話はアフラックの例に限りません...

私たち国民は、真実が見えぬよう目隠しされ、都合の良い情報だけ知らされることで、誰かの思うままに操られています。彼らのやり口はとても巧妙なので、このページを読んでいるあなたのような勉強熱心な方でも、すべてを見抜くことは難しいかもしれません。

例えば、ついこの間、ニュースで話題になった厚生労働省の不正統計問題ですが、何がオカシいのか正確に指摘することはできるでしょうか?

日本は今、一部の富裕層が儲け、ほとんどの国民は貧しくなっていますが、それを覆い隠そうとした総務省が、あるグラフを意図的に操作したことをご存知でしょうか?そのグラフを見たとして、どこがオカシいのか突っ込むことはできるでしょうか?

インバウンドを盛り上げるために、民泊や白タクをどんどんと導入しようとしていますが、なぜそれを担う企業のほとんどがAirbnbやUberなど、アメリカ企業なのか考えたことはありますか?


ほとんどの国民はこのような歪みに気づいていません。
気づいていないものは、止めようもないのは当たり前です。

だからこそ、まずは知ることが重要だと三橋貴明は言います。


しかし、これまで何度もお伝えしてきたように...

TVや新聞の流す情報は、裏に潜む誰かの意図によって捻じ曲げられ、都合のいい部分だけ切り取られていることがほとんどです。そこから真実を汲み取ることは、ほとんど不可能に近いです。だからこそ、TVや新聞とは別に、「信頼できる情報源」が必要となります。

そのために制作したのが、ニュースの裏側を暴く「情報プロパガンダのカラクリ」です…

・TVや新聞などオモテには出てこない情報の数々
・誰がどんな意図で情報を捻じ曲げているのか
・なぜ政府は国民よりも米国や外資企業を優遇するのか

などを、事実・データ・三橋貴明の長年に及ぶ活動で得た知見から、徹底的に解説します。


第1章

「竹中平蔵と安倍政権の大罪」編

GDPに仕込まれた2つのトリックと運命づけられた日本の発展途上国化

講義1「日本政府VS中国共産党」〜統計が信用できないのはどっち?

講義2「竹中平蔵と某テレビ愛知番組」〜無かったことにされた三橋貴明の重大な指摘

講義3「安倍政権とTFP」〜突如変更されたGDP基準と誰も知らない潜在成長率低迷のカラクリ

講義4「米中貿易戦争と財務省の思惑」〜官僚の脳内はバブル絶頂?消費税10%を断行する狂気の論理

講義9「土居丈朗の奇行」〜不正した厚労省への肩入れと"雇用環境は改善している"という大嘘

あなたは、世の中の裏側を全て見抜けますか?

講義13「人災・毛沢東」〜4500万人以上を殺した大躍進政策の闇

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「竹中平蔵と安倍政権の大罪」編

GDPに仕込まれた2つのトリックと

運命づけられた日本の発展途上国化

「厚生労働省と官僚の詐欺」編

地に落ちた賃金統計の信頼と土居丈朗の無茶苦茶な言い訳

「経済学者と政商の蜜月」編

エリートが社会を腐敗させるカラクリ

「米国と外国人投資家が丸儲け」編

なぜ私たち国民は外国に搾取され続けるのか?